今回の展示用に、いつもより少し大きい絵を描いてみました。ちょっとしたチャレンジでした。
いつもわりと、小さいのばっかりです。大きいものにびびる傾向があるのです。
でも絵って、ほんと～～に大きくないと、大きく見えない！画材やさんで、ボードを買う時に「んん～、でかいな…（もってかえるのどうしよう）」としり込みしたのに、実際に描いてみるとこじんまり。
やっぱ実際にやってみるのって大事だ。しみじみ。
そして、描きたいものに対してまだまだ手探りだな、ということと、絞り出しきれてないなってのと、まだまだ核心に届かないな～～ということを確信（シャレじゃないよ！）しました。
とてももどかしいです。
絵を描いている時、私の場合、大概は。。。とてもしんどいです。自分のなかみと戦っているような感じなのです。
眠くてたまらない時に描いた絵なんか、
惰性で食べ続けてどうしようもなく太った下品な腹の脂肪よりももっとだらしがない表情をしているように見えます。
だから、一時たりとも気を抜かないように（ぬくとこはあるよ）主要な部分は綱渡りをしている感じ、というか。常に自分の背中を押して、支えている自分がいます。
自分自身は綱の上でオロオロしていて、まだ戻るな、まだ引き返すな、まだ進める！と、戻る道を塞いでる自分。ほんとはもう戻りたくて仕方ないんだけど。
それは作風やスタイルで全然出し方が違うと思いますが、どんな方でも、そういうポイントがあるとおもう。今は、そこをやり抜けるか、行き過ぎないか、の塩梅が難しい。
これだ！！っていう核心を、ここだ！という見極めで紙の上に表せたら。最高の絵になるかしら。。。
それって、いつできるようになるのかしら。。。ぽわぽわ。
次お会いする時には、より素敵な絵を描けるようになってますように。
絵描きのおうぞうさんが「絵描きはみんなドＭだ！！」って言ってたけど、ああ～～、心から納得。（笑）