【エピソード】星屑ラチェット制作秘話1.ぽたかふぇ。とのご縁
個展の準備を着々と準備を進めております。途中経過のご報告、もろもろ!
今回の個展会場について、ちょっとした余談を。
ドロップスパンコールと星屑ラチェット制作秘話1.ぽたかふぇ。とのご縁
先日オープン1周年を迎えた、会場の「ぽたかふぇ。」の店長さん、オーナーさんとは、創業以前からの縁の深いお付き合いです。
さかのぼること2年前、仲の良いアーティスト友達に、まろちゃんという人がいました。彼女が企画・開催し、私にも参加の声がけをしてくれたグループ展がありました。
ぽったりん。3 ~カップ&ソーサー展~
2011年4月13日から4月18日まで。
その展示が、じつは発端。レポートがこちらにあります。
もしお時間があれば、ご一読ください。
「ぽったりん。3 【ご挨拶】」
http://pottarin.exblog.jp/12465150/
展示会期の丁度ひと月前、主催のまろちゃんは旅立ち、わたしは、彼女の思いを仲間のアーティストたちと引き継ぎ、会期を無事に終えました。この展覧会を陰に日向にとサポートしてくれ、一緒に作り上げてきたのが、今のぽたかふぇ。のオーナー、店長である松永夫妻です。
『まろ』というイラストレーター/ポタリー作家がいました。
亡くなる間際まで周りのみんなを気遣ってくれる優しい強さを持ったキュートな女性でした。
彼女がアメリカで出会った「ポタリーBAR」。
いつでもポタリー作品を制作しながら飲んだりお喋りしたりできる素敵な空間。
そういうお店を日本で作りたいというのが彼女の夢でした。
その為にはまず「ポタリー」というものを日本で広めていかなくちゃということで
彼女は「ぽったりん。」をはじめました。
誰に参加してもらうのか作家を探す事も楽しんでいました。
気になった作家さんの展示会には必ず足を運んで直接交渉していました。
彼女の選んだ作家さんは皆作品もよければ
心優しく人柄もいい作家さんばかりでした。そんな中、志半ばで彼女は旅立ってしまいました。
しかし彼女の活動によってたくさんの方々にポタリーを知っていただくことができました。
そして、参加作家のなかでもポタリーがライフワークとなっていきました。
これからも確実に彼女の志は受け継がれていると思いました。
(http://pottarin.exblog.jp/12465150/ より引用)
2012年、ミキ店長は高円寺に [ぽたかふぇ。]をオープンしました。
お茶やコーヒーやお酒をのみながらポタリーができるカフェ。ミキ店長の夢は、まろちゃんの夢でした。
これまでに展示されてきた様々なアーティストさんたちにもたくさん「ぽったりん。」でつながったご縁の方がいて、その輪もさらに広がっています。(実はお店のロゴも、ぽったりん。参加アーティストのさくらせかいさんのものです)
不思議なご縁で、いろんな人の暖かい思いがいっぱい詰まったお店です。
ポタリ―ができるだけでなく、ギャラリーもある
いろんなワークショップもできるし、懇親会、パーティ、なんでもできる
一見さんでふわっと入っても居心地のよい、ぽたかふぇ。ってそんなお店なのです。
いやーちょっと書こうと思ったら長くなっちゃいましたが、今くらいの季節の昼下がりきもちいいので、ぜひぜひふらりとお越しください。
ちなみに、ちょいちょい出てきたこのポタリ―ですが絵描きの人じゃなくても、だれでも気軽にすぐできる楽しいものです。
http://pottarin.exblog.jp/12431833/
「ぽったりん。」でのワークショップの様子がこちら ぽたかふぇの店長も写っていますよー
描いたお皿を自分で使えるってのがいいよ。
会期中もまったりポタリ―デイ★をやろうかな、と思ってます。(追って告知しますね)