【展示:終了】 2013年秋の個展レポート【お礼】
2013年10月 22th, 2013 ― 27th
sioux個展 ロマネロス
6日間の会期を無事終了いたしました。
夏のカフェ展示では、猛暑そしてスコールというど派手なお天気の会期でした。
10月ならばと思いきや、まさかの台風というやっぱりスリリングなお天気!
大きな台風27号はやや本州直撃を逸れて、最終日には見事な秋晴れに恵まれました。
今回もたくさんの方にご来場いただき、本当にどうもありがとうございました。
エロティシズム、エロスについて、本気で真面目に取り組んだ作品展となりました。
今回私がエロスを表現すると決めたのは、タブーに立ち向かうという一つのトライであることと同時に、自分の表現を抑圧しているものを踏み越えて、その先の世界を求めていく挑戦でした。
それは、色んな要素で
私にとっては
とても高い塀で、重たくて脱げなかったコートで、今まで気がつかなかった閉じたカーテンです。
表現することは、正々堂々と肯定することで、言い訳は野暮でみっともなく、エロスはとても美しいものです。
エロスとはなんだろう、と様々な試行錯誤を繰り返し、最終的には、新作の数は少なくなってしまいました。
ですが、一作品ごとに篭るものを込められたし、過去に制作した作品もその中に並べ、鑑賞者のみなさんに対して表現することで、
過去のありのままの自分が浮き出てきて、それらを受け入れてさらにここから前に進む力を、見に来てくださった皆さん お一人おひとりからいただくことができました。
まだまだ、手探り続ける今ですが、この5日間がとても大きく意味のあるものだったと明確に意識することができました。
改めて、表現とは誰かがいるからこそ成立するものだと深く実感しました。
エロスがまさに、そのものですね!
バタイユの「エロスとは生への絶対的な称賛」とは、独りでは生まれないものです。
たくさん有意義なお話もできたし、様々なご意見もいただけて感謝しています。
とても遠方からお越し頂いた方も、
涙を浮かべて喜んで下さった方も、足を運んでくださったみなさん、気持ちを寄せてくれた方々は、私のしていることは間違いじゃないんだ、と後押ししてくれたと感じます。
体いっぱいにたくさんのエネルギーをいただきました。
この展示で、先に見えたものがたくさんあるようです。
改めて、ありがとうございます。
薀蓄長かったわー!
すみませーん!
次また頑張りまーす!
キラッ★