8月 20th, 2020 — 6:03pm
35度を越える日が続く東京です。
この前、ポストを覗くと1通の葉書が入っていました。
いつもならば不用品回収のお知らせか、新聞購読のダイレクトメールのところ、
小さな女の子がシャボン玉を吹いている絵葉書。
宛名面に半分くらいの近状報告が手書きで添えてありました。
折々にそうやって少しの文章でハガキを送ってくれる、小学校からの友人でした。
元気そうな文面と、私を気遣ってくれる言葉に、胸が暖かくなりました。
それで思い出したのですが、
ファンの方が前回の個展でみせてくださったポストカード。
こちらは人魚の絵のポストカード。
ですが素敵なのはこの宛名面で、
切手は海を走る宝船と色鮮やかな貝。
宛名と本文の間の区切りにも海のシールでデコレーションしていて、とても素敵にコーディネイトされています。
こちらは私が過去に個展も開催させて頂いた高円寺のカフェ「ぽたかふぇ。」の祝賀イベントへ寄せた作品。
コーヒーカップを持っている女の子の絵柄に、コーヒーアイテムのデコレーションと、切手は御茶請けのバウムクーヘン。
こちらは2月のカレンダー、手作りバレンタインをテーマに描いた絵。
切手もシールにもスイーツ🍰🍰🍰!
しかもさらに驚くことに、なんと消印までもがケーキです。
さくらんぼ🍒しばり。消印にもご注目。
作者としてはこちらが一番感動したのですが、
作品の色合いとピッタリな色柄のマスキングテープと、万国旗に彩られた船の切手で
コーディネイトしてくださっています。
このおしゃれな消印というのは、地域の風景印や、小型印といって風景印であれば各地域で押してもらうことができるそうです。
風景印 日本郵便https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/fuke/
小型印というのは、その日1日限定だけだったり、期間限定で開設窓口へ行けば押してもらえるそうです。
この方は、切手やポストカードを日常的にコレクションして、コーディネイトを楽しみながらお友達にお手紙を出すのが趣味ということで、とても楽しそうにお話ししてくださいました。
私もこんなふうにポストカードを楽しめるんだ、と、とても感動して、是非WEBでご紹介させて下さいとお願いしたのでした。
その時からは随分遅くなってしまったのですが…
新型コロナウイルスの流行から新しい生活様式が始まって、これまでのように気軽に親しい人とも会いにくい昨今、ポストカードのお手紙はあんまり重たくならずに、気軽にお友達へ送れるご挨拶。LINEやメッセンジャーのように返事を無言で催促する感じもないですし、なにより手書きの文字が温かく、切手を選んでくれた心遣いも嬉しいものです。
sioux artworkポストカードセットは、こちらからお求めになれますので、よろしければ。
(ちゃっかり、宣伝でした!笑)
BASE siouxmartポストカード5枚セット
https://siouxart.thebase.in/items/32884709
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8月 15th, 2020 — 12:12pm
2020年8月15日、株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン、mirabooksさまより発売の
「公爵令嬢の恋わずらい」
キャンディス キャンプ著、 琴葉 かいら (翻訳)
装丁イラストを描かせていただきました!
前回、前々回から三作目の連作となります。
「放蕩貴族と恋迷路」
「貴方が触れた夢」
こちらのシリーズのお仕事では、19世紀のビクトリア朝ロンドンを舞台にした恋愛ドラマということでしたので、当時のドレスを調べるとレースのあしらいや袖や胸元のデザインが凝っていたり、どんなドレスにしようか考えるのはとても楽しい作業でした。
ご担当者の方のご指示がとても的確で、今回は万華鏡をテーマに、モダンな女性のヘアスタイルやメイクと合わせて華やかでロマンチックな仕上がりになりました。
ご興味のある方は是非、オンラインや書店でお求めくださいませ。
「公爵令嬢の恋わずらい」
amazonへリンクします。
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8月 7th, 2020 — 3:20pm
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8月 7th, 2020 — 3:00pm
こんにちは。
今日はお知らせではないのですが、
お家時間を楽しんでいる方も多い今日この頃、私に何かお役に立てることはあるかなと考えまして
[透明水彩絵具でお絵かきのススメ。]
よかったらご参考になさってみてください。
何度か、カフェやギャラリー、専門学校で、透明水彩絵の具で絵を描くワークショップや、セミナーなどを開催しました。
参加していただいたみなさんが楽しんでくださっていたのが印象深いです。
透明水彩絵の具で絵を描くことは、
スマホの画面で写真を加工したり
タブレットでお絵かきをしたりするのとはまた全然違う
五感の刺激を得られます。
透明な色が水にたゆたい、溶けていくさま。
画用紙に乗せる前の、透明な色が混ざりあっていく美しさ。
筆を漱ぐ水音。
締め切りに追われずに(笑)
ゆったりと絵を描くのは、
気持ちのいい時間を過ごせるのではないかなあ、と思います。
「水彩絵の具」というと、
苦手意識を持っている方も多いようですが、、、
それこそ、小学校の図工の授業や美術の授業で思うように扱えなくて、難しかった!という思い出。
すごくよくわかります。
あのですね。
実は絵具ってね・・・
難しいんですよね。 笑
ただし「思い通りにコントロールしようと思うと」ですね。
はじめは、とっても難しいです。
なので、逆手にとって
このコントロールできなさを楽しむのがいいと思います。
私が普段使っている「透明水彩絵の具」は、
1つ1つの色自体に奥行きがあって、
水で溶いて紙に乗せるだけで、乾いた後とても美しいテクスチャができあがります。
その色あいとテクスチャだけでとても綺麗な作品ができますので、
夏のお家時間、
溶けていく色とたちとの、
柔らかな時間をたのしんでみてはいかがでしょうか。
こちらのページで、siouxが普段使っている画材やツールをご紹介します。
[透明水彩美人画] siouxの使用画材をご紹介します
そういえば、最近プロフィール写真を新たにしました。
美しく撮ってくださったのは、
蕾写真館 スタイリスト 福知智子さん、フォトグラファーアレキサンダー麻美さん。
蕾写真館はアンティークの着物のスタイリングからお任せできるフォトスタジオです。
https://www.tsubomiphoto.co/
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8月 4th, 2020 — 4:49pm
パンフレット挿絵のお仕事です。
「災害対策ハンドブック~医療的ケアが必要な方のために~」
「ALD(副腎白質ジストロフィー)」という難病の方がご家族にいる場合、看病されている方などのための災害対策ハンドブックへの挿絵のお仕事をさせていただきました。
ALDは神経難病のひとつで、主に男性に発症する遺伝病のひとつなのだそうです。
「元気に生まれすくすくと育ってきた子が学力の低下や視力、言語、歩行に障害を発症し、進行の早い子の場合は、発症から1年以内に死亡することもある難病」ということです(ALDの未来を考える会ホームページ本文より抜粋)
今回のお仕事で、難病や障害の方が災害の時に健常者とどのように違う対応が必要であるかなど、大変学びになりました。
ALDについてはこちらに詳しいことがありますので、よろしければご一読ください。
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特定非営利活動法人 ALDの未来を考える会
http://ald-family.com/
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パンフレット内 挿絵 (一例)
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