12月 29th, 2017 — 5:41pm
今回の出産について少しだけ。
30代ギリギリでの出産になりましたが、私の身の回りには働く女性が多くおり、結婚している人もシングルの人も、子どものいる人もいない人も、それぞれのライフスタイルで輝いていますが、やはり妊娠の話題はとてもセンシティブです。
口にしないだけで、妊娠を望む人はたくさんいます。
子どもは作らないと決めている人でも、その決定に至るまでにはいろんな思いをした方も多いと思います。
私も20年近く色々な思いをしたので、SNSやオンラインには妊娠中の話題もあまり積極的には載せませんでしたが、今回妊活をしている知人から「赤富士」のジンクスの話を聞きました。
どうも「陣痛の最中の妊婦さんに赤富士の絵を描いてもらって、それをお守りにしていると子どもが授かる」というものだそうです。
芸能人のブログなどによく載っているそうです。
「できたらやってみます」と返事をしていたのですが、
我が子は逆子が治らず帝王切開の予定だったため、陣痛なしの出産のはずだったのですが
(※手術の直前でもしかしたら逆子が治っているかもしれないということで、エコーを確認して手術が決まるまでは、皆さんへお知らせすることができませんでした)結果、手術の前夜に陣痛が起こり、予定帝王切開ではなく緊急帝王切開となりました。
そんなわけで、入院中、手帳の1ページに産まれる数時間前に陣痛マックスのタイミングで赤富士を描くことができました。
イワシの頭みたいなものかもしれませんが、妊活しようかな?と検査を受けているところで授かり、直前まで丸一日個展に在廊させてくれて、帝王切開手術予定の日に自分から産まれようとしてくれた子の陣痛なので、何かしらパワーがあるといいなと思います。
現在妊活中の方にも、将来子どもを授かりたい方にも、宜しければこちらの赤富士イラストをダウンロードして保存していただけたら幸いです。
※赤富士イラストは個人でお楽しみいただくためにご使用ください。
再配布、商用利用、SNSアイコンなど、他用途での使用はご遠慮ください。
Comment » | 日記, 絵・イラスト
12月 29th, 2017 — 5:14pm
12/24に、無事2017年sioux個展[DOCUMENT] が終了致しました。
出産が会期の3日目に重なり、私にとって一つの節目となる展示になりました。
初日しか在廊することができませんでしたが、それでも初日には沢山のお客様にお越しいただき、また作家不在にも関わらず感想やお祝いのメッセージを沢山いただき、お客様方の暖かさをひしひし感じました。
どうもありがとうございました。
新作だけでなく、オンラインには詳細を一度も掲載していない旧作や、旧作の加筆作品なども数点ご売約いただけました。
会期後に家族に搬出してもらって、いただいたお手紙やメッセージを家で全てゆっくり拝見しました。
作品をお買い上げくださったお客様からの、作品との「出会い」の心のこもった感想や、たくさんのお祝いに胸が熱くなりました。
今回の個展では、個展をし始めた頃の旧作から、展示ギリギリの妊娠中に制作した直近の作品までをピックアップして展示しました。
在廊できないことを想定して、会場に読み物を用意していました。
その文章の写しをこちらに掲載します。
ご興味のある方はご覧ください。
2017 sioux個展
DOCUMENT
※PDF FILES 200KB<PDFファイルが開きます>
その時々に血潮の中に閃いた美しさや感情の煌めきを最高まで持っていきたい
そういう女の子の表情、感情、肉体、装飾、空気、湿度、匂い、熱、美しいところ全部
「しかしそれは、強くあさはかで、一瞬で掻き消えてしまう」
「二度と同じにはならない」
その一瞬を込めた絵を描きたいと
それが一筆に込められていたらと、いつも
願うように念じるように、描いています。
今年も一年大変お世話になりました。
今年の大半が妊娠期間で、皆様には多々お気遣いいただきありがとうございました。
恐れ入りますが、2017年2月半ばまで産休を頂戴しますが、スケジュールの先のご依頼などお気軽にお問い合わせくださいませ。
展示につきましては、2017年3月に、大阪の阪神梅田本店にて開催される「ガールズアートコレクション~微笑みの贈り物~」に出展させていただきます。
2018もどうぞよろしくお願いいたします!
Comment » | TOP, お報せ, 展示, 展示(終了)